栃木百名山下見第3段。 いよいよ本番です
栃木で最も遠い山とも言われる大佐飛山(1908.4m)へのチャレンジです。
地形図で行程を見るとわかりますが・・・・・6つの山を経由しての道のり・・・・・長い・・・
まだ薄暗い中(AM4:30)・・・長い長い一日の始まりです。
ヘッドライトで足元を照らしながら、ハシゴを登って急斜面を登るハードなスタートでした
約30分歩くと太陽が昇ってきました。山から見る日の出はとても神々しい感じがしました。
朝日の昇る中、まず1つ目のピーク「三石山(1257m)」に到達
朝日に照らされ、清々しい気持ちで気合いが入ります
尾根筋にはまだまだたっぷりの残雪が残っていました。
アイゼンを履いて、きれいなダケカンバの樹林帯を抜けていきます
2つめのピーク「サル山(1467m)」 3つめのピーク「山藤山(1588m)」
尾根道は遠方の山々まで見渡せ、最高の展望でした。
こちらは先日登った那須連山の展望です。
朝日岳、三本槍岳のピークも見え、1週間前にはあそこにいたんだ…と感慨深かったです
きれいな景色に見とれているうちに、4つめのピーク「黒滝山(1754m)」です。
黒滝山を越えた辺りで進行方向が変わるので少々迷い、時間をロスしましたが何とかルートに戻れました。
その後は、また両側の展望がすばらしいこんな尾根道を進みます。雲ひとつない空の「青」と辺り一面の雪の「白」
まだまだ気持ちの良い尾根道が続きます 疲れも吹き飛びハイテンション
6つめのピーク「大長山(1866m)」 いよいよ残すところ、本日の目的地「大佐飛山」のみとなりました
大長山から大佐飛山へと向かう最後の尾根道。
体は疲労がたまってきていますが、この天気と展望が体を後押ししてくれます
そして、ようやく着きました 念願の「大佐飛山(1908m)」
往路5時間30分 栃木で最も遠いと言われる山・・・確かに・・・遠かったです
でも、この景色と展望。 それだけの価値がある山だと思います
下山途中、雨粒がほんの少し落ちだしました
大佐飛山方面を見るとさっきまでとはうって変わって暗くなっています。 山の天気ですね
復路約4時間 少々のロスがありましたが、トータル約9時間30分
なかなかのペースでした
道中、背の高い笹原を抜ける箇所も多くあったのでやはり残雪の残るこの時期がベストなのでしょう
体力的にはハードですが、1年に一度は登りたいと思える山でした